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景點快搜

四眼井

観光地情報 34638
状態:
開放中
史跡種類別:
県(市)定史跡
営業時間:
火曜日 24時間営業
  • 日曜日 24時間営業
  • 月曜日 24時間営業
  • 火曜日 24時間営業
  • 水曜日 24時間営業
  • 木曜日 24時間営業
  • 金曜日 24時間営業
  • 土曜日 24時間営業
電話:
(886)6-9261141
住所:
澎湖县馬公市中央街40號
チケット価格情報:
入場料無料


老街に「四眼井」と呼ばれる面白いスポットがあります。ここは澎湖で絶対に見逃せない場所です。

 

この「四眼井」は約400年前の明朝中期にまで遡り、長い長い歴史を有します。昔は4つに分かれておらず、1つの大きな井戸で、馬公の中央街一帯の人たち全員が使っていました。この井戸の特徴として、水量が豊富で涸れることがないことです。澎湖は歴史上何度も大干ばつに見舞われていますが、この井戸だけは常に甘い水をたたえ、澎湖住民の喉を潤していたそうです。澎湖中央街がかつて「大井街」と呼ばれていたのは、この井戸に由来するくらいです。

 

子どもや婦女が誤って井戸に落ちるのを防ぐために井戸淵を高くしており、4つに分けてあるのは、水汲みのときの秩序を維持するためでした。昔は水汲みの順番待ちで、よく住民の間にいさかいが発生したため、淵を高くして井戸を東西南北の4つに分け、自分の来た方角の井戸から、順序よく水を汲むことにしました。なかなかよくできたルールです。それぞれの井戸の直径はちょうど36cm。誤って落下しないように、大人の肩幅に較べて少し狭くなっており、ここにも昔の人の知恵がうかがえます。

 

さらに、この井戸には環境保護的なエピソードもあります。昔、この「四眼井」で小魚を放していたのは、あまり知られていません。もし水質が汚染されると、魚が死んで白い腹を上にして水面に浮き上がり、人々は汚染されたのを知ることができるというわけで、水質検査装置のなかった時代に魚を使って井戸水の汚染度を調べていたのです。この環境保護意識の高さには驚かされます。

 

このほか、言い伝えによると、嫁選びにも、この「四眼井」が一役買っていたそうです。

 

井戸の口が狭いので、未婚の娘が水を汲み上げるときは、かがんで力を入れて桶を引っ張り上げる必要があります。年長者や嫁の世話人は周囲から井戸をしっかりと観察していました。年ごろの娘がかがむと、お尻の線がはっきりと見えるもの。お尻の大きな娘は子宝に恵まれるという昔の言い伝えを実践していたのです。次は、桶から水があふれ出ているかどうかの観察です。桶から水があふれていたら、この娘は腕の力が強いということで、大いに農作業の役に立つだろう、というわけ。もちろん、現代社会の通念からすると女性に対して失礼な感じは否定できませんが、これも昔の伝統、考え方として見ると興味深く、こうした言い伝えなどを踏まえて「四眼井」を見ると、また別の感慨がこみあげてきます。

 

「四眼井」で井戸水を汲むのは自由です。桶で汲み上げた井戸水は冷たく、暑い澎湖で汗をかいた後、ここの水で顔を洗うと気持ちいいです。ただし、井戸水を汲み上げるとき、四百年の歴史をもつ天然の良水を守るため、ごみやその他の物が落下しないように気をつけてください。



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アクセス情報:
23°33'54.54000"N 119°33'53.92800"E
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