奎壁山地質公園
奎壁山は澎湖北寮村の北岸に位置し、一般的には「亀鼈山」と呼ばれています。それは付近の海辺にスッポンがたくさんいることで有名になったからです。もう一つの言い伝えでは、この山の形状が海から眺めると、海辺に伏せている一匹の亀のように見えるからです。宜蘭にある亀山島の形状が一匹の亀と似ていることから名付けられたのと同様に、台湾の人々は視覚や外観から直接名称を付ける習慣があったことが分かります。後に「亀鼈山」はやや上品さに欠ける名称なので、「奎壁山」と名づけられました。現在はこの名称が定着しています。
奎壁山地質公園は奎壁山と赤嶼が含まれており、干潮の時に現れる一本の長い砂の道が二つの島を繋いでいます。典型的な陸続きの地形で、干潮の時には赤嶼まで歩いて行くことができます。とても珍しい現象で、干潮の時に現れます。ただし、前もって皆さんに言っておかなければならないことがあります。もしこの砂の道を渡るならば、必ず干潮と満潮のちょうど良い時間を計算しなければなりません。満潮時、海水は見えない赤嶼の後ろから徐々に上がって来て、一定のレベルまで達したら、赤嶼の両サイドから挟み撃ちで攻めて来るからです。人間の両足は海水がひざ以上に覆いかぶさると、海水の圧力の関係で、歩行する速度がいつもと比べて四倍から五倍ぐらい遅くなり、海水が満潮になったのに気づいたときには、もはやそこから離れられない状態となってしまいます。たくさんの観光客や地元の人たちが干満の特性を知らなかったために離れられなくなって、命を落としてしまったことがありました。それゆえ、正確に干満の時間を計算するほか、海水の特性を良く知っている地元の専門ガイドに案内してもらうことをおすすめします。
奎壁山地質公園はオリーブ石の玄武岩「番仔石」と海蝕地形が数多く見られます。これが当地質公園の重要な地質特色です。昔から奎壁山は「奎壁聯暉」という名で、澎湖八景の一つとして数えられていました。
ここを訪れたら、観光客は海ではしゃぐ以外に、遠くの風景を眺めて、果てしなく広い海を見ることができます。また、ここは星空観察と日の出観賞に適したスポットです。このほか、海に面して赤嶼右側を注意して見ると、中屯風力発電所の三基のきれいな風車が見えます。とても優雅な雰囲気なので、興味のある方は近づいて、風車をバックに写真を撮るのもよいでしょう。