菓葉灰窯は菓葉村の海岸堤防の小さな高台にあります。土が剥がれ落ちた場所は褐色の玄武岩の塊が露出しています。現在の菓葉村に残されている灰窯遺跡は澎湖で最も規模の大きな灰窯業の遺跡です。
灰窯とは澎湖を代表する伝統産業の一つですが、社会形態の変化に伴って衰退しています。菓葉灰窯は保存状態が極めて良好であり、澎湖の牡蠣の殻の灰と珊瑚の砕屑物の灰の生産の歴史と方法を紹介する重要な歴史的価値を備えています。
菓葉灰窯は主に玄武岩を積み上げて作られたものであり、独特の建造物の風情で観光客をひきつけています。2015年中頃に澎湖県文化局が修復を行いました。
澎湖県に現存している数少ない灰窯遺跡の中でも菓葉灰窯はもっとも壮観であり、最も特色があり、歴史的価値を備えています。
付近には菓葉観日楼や龍門があるほか、海岸では石干見(いしひび)を見ることができます。
【見学時間の目安】0.5時間