西嶼郷赤馬村の東部にあり、緝馬湾東港の西側にある高台で、赤馬漁港横の斜面を登ったところにある砲台遺跡です。トーチカの砲台石壁に敵情を監視するための港を見下ろす5つの穴状の開口部があることから五孔頂砲台と呼ばれています。
砲台は清代の1888年(光緒14年)に建造されました。駐澎湖第90代水軍総兵官の呉宏洛(安徽省合肥出身、1887年就任、18年6か月の在任後に解任)が澎湖城を築いた後、西嶼に戻って5つの砲台を建造しました。緝馬湾の砲台はそのうちの1つです。
この遺跡の周囲は約3000メートルあります。また、駐留兵士の兵舎(地下洞窟)は山の地形に沿って湾曲しており、およそ50メートルあります。北西方向に5つの四角形の窓があり、内港や外海の敵情を眺めることができました。先頭と末端の出入口にはそれぞれ壕があり、階段状にして出入りしやすくなっています。
現在、砲台建築は朽ちていますが、トーチカは今なおしっかりとしており、麓からの板階段を利用して頂上まで登ることができます。隣には海を見下ろす展望台があり、澎湖湾の美しい景色を一望できます。