蛇頭山は澎湖南西部の風櫃半島北端のさらに海に突き出た小さな半島にあり、対岸の金亀頭とともに馬公湾防御の要です。海底をはう海蛇の頭のようであるためにこう呼ばれています。蛇頭山に登ると馬公湾を見下ろし、遠くに馬公市を眺めることができます。また、四角嶼や澎湖本島、白沙および西嶼に囲まれる澎湖内湾を眺めることもできます。
蛇頭山はかつて軍事上の要地であり、1622年にオランダ人はここに要塞を築きました。この要塞は台湾最古の紅毛城(注:西洋人が築いた要塞)であり、2001年に国の古跡に指定されています。
蛇頭山の南東には仏軍戦没将兵記念碑および日本軍戦艦松島沈没記念碑があります。それぞれ異なる時期に建立されたものであり、前者は仏軍占領下の澎湖本島において疫病で死亡した将兵を記念するものであり、後者は馬公港付近に停泊中の軍艦「松島」で発生した火薬庫爆発に伴って殉難した将兵を記念して日本政府が建立した石碑です。
澎湖県の計画と再整備により、澎湖風櫃蛇頭山が古戦場として軍事遺跡に位置づけられ、かつて蛇頭山で起きた戦闘に思いを馳せ、また、観光客が風景を楽しみ、休息を取るスポットの一つになっています。
【見学時間の目安】3時間