目斗嶼と南の吉貝嶼は7キロメートルの距離があります。島の周囲の長さは843メートル、面積はわずか0.0244平方キロメートルの非常に小さな島です。この島は目斗嶼灯台でその名が知られており、島には灯台の職員を除いて住民はいません。
目斗嶼は吉貝嶼の北にあり、澎湖諸島最北端の島です。形が人の目に似ていることから目斗嶼と名づけられました。
そのほか、この島は玄武岩のメサで構成されているため、形状が職人の使用する墨壺に似ていることから「墨壺嶼」(中国語名:「墨斗嶼」)と呼ばれるようになり、後に読み方の誤りのために「目斗嶼」となったとの説もあります。加えて澎湖諸島最北端の島であるため、「北島」とも呼ばれています。
付近にはたくさんの暗礁があり、頻繁に遭難が発生していました。そのため清代の光緒年間に目斗嶼灯台が建設され、現在に至るまで100年余り付近を航行する船舶の道標になっています。目斗嶼灯台は塔高が40メートルあり、黒と白のしま模様の灯台が黒褐色の岩礁にそびえたっており、おのずと迫力を感じます。
目斗嶼灯台は、日本人が台湾統治をしてから澎湖諸島で最初に建設した灯台です。
目斗嶼灯台の塔高は39.9メートルあり、台湾地区においてだけでなく、極東地区においても最も高い銑鉄鋳造の灯台です(居住者は灯台守です)。
その取水口は灯台内部に設けられ、灯台と宿舎屋上にためた雨水を直接塔内に引き入れており、台湾地区で唯一貯水池と取水口が塔内に設けられている灯台です。現在、島には電力会社が供給する電力がなく、電力は3台の発電機による自家発電でまかない、灯台の運用に提供しています。
目斗嶼灯台は2001年に投票によって澎湖県の歴史的建造物十景の一つに選出されました。
【見学時間の目安】運航会社が潮汐表に基づいて定める停泊時間により変動